翻訳と辞書
Words near each other
・ キヤ95系気動車
・ キヤ97
・ キヤ97系
・ キヤデラック
・ キヤト氏
・ キヤノン
・ キヤノン A-1
・ キヤノン AE-1
・ キヤノン AE-1P
・ キヤノン AE-1プログラム
キヤノン EF
・ キヤノン EOS 10D
・ キヤノン EOS 1D
・ キヤノン EOS 1Ds
・ キヤノン EOS 40D
・ キヤノン EOS 5 QD
・ キヤノン EOS 50D
・ キヤノン EOS 55
・ キヤノン EOS 5D
・ キヤノン EOS 5D Mark II


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

キヤノン EF : ウィキペディア日本語版
キヤノン EF[きやのんいーえふ]

キヤノンEFは、1973年にキヤノンから発売されたマニュアルフォーカス一眼レフカメラである。
== 概要 ==
当時小西六(現コニカミノルタホールディングス)が一眼レフカメラのAE化(シャッター速度優先)においてリードしており、さらに旭光学(現ペンタックス)からも世界初の電子シャッターによる絞り優先AE一眼レフ「アサヒペンタックスES」が登場、翌1972年には日本光学工業(現ニコン)からも絞り優先AEが可能な「ニコマートEL」が登場していた。
キヤノンでは後にキヤノンAE-1となる電子シャッターを用いたシャッター優先AE一眼レフを開発していたが、ワインダーやズームレンズ、コンピュータといった先進装備を多数盛り込む予定であったため、開発に時間がかかっていた。そこで開発期間が短縮できるユニットシャッターに注目、コパルが開発した「コパルスクェアS」を使ったシャッター速度優先AEカメラを開発することになった。「コパルスクェアS」は機械式シャッターだったが、低速シャッターを充実させるため低速制御用機械ガバナーを電子制御に改造し、30秒までのシャッター速度をシャッター速度優先AEで使用できるようにしてこのモデルに採用した。コパルのユニットシャッターが使われたマニュアルフォーカス一眼レフはキヤノンではこのキヤノンEFだけだが、ずっと後のEOSシリーズではコパル製のシャッターユニットが積極的に使われることになる。
シャッターダイヤル-レリーズ-巻き上げレバーがいずれも同軸になるように設計されており、そのためカメラのホールディング性向上を狙いファインダーがやや左手寄りに設置されている。
キヤノン F-1の弟分として期待された機種であったが、後に世界的ヒットとなるキヤノン AE-1が1976年に発売されたため、生産台数はさほど多くない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キヤノン EF」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.